口は禍(わざわい)の元(もと)
相手に不快感を与える発言は、自分自身に禍がもたらされる原因になるということわざです。他人の悪口、他人への冒涜(ぼうとく)、悪口雑言(あっこうぞうげん)などで相手に不快感を与え、それが自分の周りの人に伝わって、自分自身の首を絞めることにつながってしまう。
これ以外にも、おしゃべりが止まらない人もいて、「あの人は話が長いから…」などと思われてしまって、真剣に受け止めてくださらないこともあります。要件を整理して発言は少なくし、的を射た発言にする。そのためには、相手の話をよく聞き、思い込みで話さないことです。
僕は自分が話したいことを言うよりも、相手の話をよく聞くようにしていますし、相手が発信していることをしっかり見るようにしています。あの人は、自分の意見ばかりでこちらの言うことを聞いてくれないと思われるとどんなに素晴らしい内容も相手に伝わらないからです。
上司への報告はしろと云われているのに報告書をしっかり見ている気配はない。上司の指示はたくさんあって、どれから手を付ければ良いのかもわからない。できることからやっていると、あれはまだかと叱られる。釈明しても、言い訳ばかりで文句を言うなと叱られる。そんな人にはなりたくないですね。