自分らしく生きる
男のだから男らしくしなさいとか、大人だから大人らしくしなさいとか、~だから~らしくしなさいという言葉は、他人の評価であり多くの人の考えの場合が多い。でも、それが自分らしくあることと違っていれば、自分を変える必要があるのだろうか?
世間一般の価値観は、離婚は恥ずかしいこと、未婚の母は恥ずべき事、同性愛は隠すべきこと、男は男らしく、女は女らしく、親には孝行しなさい、50歳以上は会社のお荷物など、いろいろな世間一般の評価に悩まされることがある。
僕は離婚をしたことがあるので親戚から一族の恥さらしだと叔父から言われて、従妹の結婚式には僕だけ呼ばれなかった。何も悪いことをしていないのにどうして恥さらしなのだと言われなければならないのかと辛い時期もあった。
離婚した事実は変えることができないので僕はそうした評価をされても自分らしく生きるしかなかった。若いころはそれで悩んだが、今では何と言われても平気になった。むしろ、そうした評価をする人を哀れだと思うようになった。
他人の生き方に口をはさむのはよほど気を付けないと相手を傷つけることがある。僕は、相手の立場を理解するまでは自分の考えを話さないようにしている。相手の立場が理解できれば、自分の考えも変わることもある。
世間一般の考えと違っていても自分は自分らしく生きるのが一番の選択だと思う。他人さまからどんなに白い目で見られようと自分は自分らしく生きる。他人の評価に動揺せずに自分らしく生きればいい。