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言葉の暴力は生涯記憶される

 

何気ない一言で相手を傷つけることはよくある。勇気づけるために言った言葉が相手を傷つけてしまうこともある。言った方はすぐに忘れてしまうが、言われた方は生涯忘れることはない。それがトラウマになって対人関係が作れなくなる人すらいる。

 

意図的に相手を傷つける言葉を投げかける人もいる。相手を傷つける行為が増していき、死にたいと思わせるまで追い詰めるようなことを平気でする人は、自分が相手をそこまで追いつめているとは思っていない。指導や注意などと平気で言っている。

 

「おまえは生まれてこなければよかったのになぁ」「そのまぬけな顔を何とかしろ」「誰がおまえなんかよこしたんだ」「おまえ、無間地獄に落ちるぞ」「一生、恨んでやる」「殺すぞ」「いつまで、そこにつっ立っているんだ」言った相手ははっきり覚えている。

 

半世紀が経っても忘れることはなく、その方に出会って何かしら言われても受け流すだけで早々に立ち去るようにしている。ただ悔しく我慢していた僕はいつか見ていろと精進したので今の自分がある。泣き寝入りはしない。

 

往々にして苛める人の態度は横柄で小心者だ。一人では何もできないのに組織の力や権威を借りて横柄な態度で接してくる。自分を偉く見せようとして背伸びしている分だけ嫌味な言葉が随所にみられるようになる。

 

そんな人達に自分の人生を左右されてはたまらない。さっさとその場や組織から抜けるようにして、自分の道を歩むようにしている。どのように生きるのかを決めるのは自分自身でありたい。そのためには心身共に自分を鍛えなければならない。

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