愛する人を優しく見つめる
誰でも必死にもがいて生きているが、カッコよくみられる人もいれば、ダサいとしか言いようがない生き方をしている人もいる。お金持ちになっている人もいれば貧乏で苦しんでいる人もいる。健康で生きている人もいれば病気で悩んでいる人もいる。尊敬を集めている人もいれば軽蔑されている人もいる。
親が子供を観るとき、子供がどんなにバカに見えても甘いと感じても、それは自分が経験してきた物差しで観ているから。それじゃあかんと思っていても、経験していない子供は経験してこそ納得するもの。ドツボにはまったときこそ優しくしてあげよう。見守る優しさが親にあれば子供は親を嫌わない。
何度も何度も掃除をしてくださいと注意しても治らない人がいる。頭にきて叱ることもできるだろうが、叱ったときは嫌われるか恐れられる。それなら、どこまでもいつまでも掃除をしてあげよう。困った顔をしてすまなさそうな顔をしているときこそ「大丈夫、気にしなくていい」と笑顔で励ましてあげよう。
この世に生を受け人の寿命は約80年、100年にも満たないはかない命。どんな人をも優しく見つめて愛してあげようと思う。支えられるなら支えてあげようと思う。誰もが人を差別なく愛し、慈しみ助け合えば世界はもっと幸せに満ちたものになるだろう。誰もが限られた命を持って生きていることに変わりはない。