このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

カッとなる人は弱い自分をさらけだす

DSC09126

人の話をよく吟味せずにすぐにカッとなって噛みつく人がいる。相手の話の中身を吟味することなく、耳から入ってくる言葉だけで判断するのは理性的ではない。一つの言葉を発すには、それなりの理由があるはずで、その理由を考えてから判断する方が理性的な行動。

 

子供が拗ねて「お母ちゃんなんか、死んじまえ!」と叫んで、「親に向かって何てこと言うんだい!そんな子供は要らないからさっさと出てっておくれ。」と言う母親と、「どうして、そんなことを言うんだい?お母ちゃんに教えておくれな?」と言うのとでは大違い。

 

仕事をしていても、上司の言葉の本当の意味をくみ取ることなく言葉面だけで感情的になる部下もいるが、それは良い態度とは言えない。また、部下の反抗的な態度に感情的に対応する上司もまた良い態度は言えない。お互いに、お互いの立場や周りの状況をよく観て判断すべき。

 

自分の感情を抑制して、平常心でいることは理性ある人としての常識だが、自分の感情をぶちまけることが自分らしさだと勘違いしている人もいる。他人に迷惑や誤解を生みやすい行為だと気が付かないでいることで人が遠ざかっていく。嫌われてしまってから反省しても遅い。

 

 

« »