支えられて大人になった
生まれたばかりで、ひとりで生きていくことはできない。誰かの世話になり、食事にありつき、学校にも行くことができ、友達とも夢を語ることができた。誰かの世話がなければ、大人になるまで生きてはいけなかっただろう。世に成功している人は、多くの人に支えられてきたおかげですと話しているが、誰でも多くの人に支えられて生きていることに変わりはない。
大人になると、今度は、誰かのために生きてみようと思うのは、それまでの恩返しでもある。困っている人、悩んでいる人、苦しんでいる人を観れば、そのお役に立てるように努力しようと思う。愛する人であれば尚更だろう。自己犠牲も厭わず、愛する人のために何でも行うだろう。支えられて生きてきたのだから、今度は、誰かを支えるように生きてみよう。