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人は見た目9割で判断される

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和歌山支社は、借り手がいないボロボロのビルの3階と4階にある。来客があると、僕が事務をしたり収録をしたりしている4階に上がってきてくださるがエレベーターはない。普通の一軒家のような引き戸を開けて入っていただく。とても全国展開している企業の社長さんがいるとは思えない事務所。

初めての金融関係の方は、融資の話をしてくださり貯金の話はない。TシャツにGパン、ビーチサンダルの僕を観て、貧乏な田舎企業の社長さんだろうと判断されている。8年間乗っている僕のワゴン車や14年間乗っている専務の軽乗用車を観て、業績も悪いのだろうと思っている。それが面白くて、話に相づちをうっている。

もっとオシャレしないとバカにされますよとアドバイスしてくださる営業マンの方や、僕の服装を見て軽蔑したような態度を取る営業マンもいる。食事を奢ってくださり「僕のように欧州の高級ブランドで身を固めないと田舎企業は相手にされません」と注意してくださる社長さんもいる。

仕事に関係ない方の判断はそれでもよいが、お客様や従業員の判断では印象が良いに越したことはない。彼らにお会いするときはアイロンのきいた清潔なYシャツにビシッとしたスーツに身を包んでお会いするようにしている。腕時計も革靴もネクタイもビジネス鞄も清楚で品が良いモノを選んでいる。

人は見た目で判断する。良い印象を持っていただくには、相手のセンスに自分をあわせて洋服や言葉使いなどを選択する。ビーチでサーフィン友達に会うのとは訳が違う。僕の印象は全国にある「わかるとできる」の印象につながる。そこにこそ品格にこだわる意味と価値がある。

勝負スーツに身を固めて、それこそ、最高の礼を尽くしてここ一番のおもてなしをする。自分の一挙手一投足が「わかるとできる」の命運を左右すると思って満面の笑顔で対応させていただく。生徒様、取引業者様、FC様、社員の方、インストラクターの皆さん・・・品位を重んじて接すべき最高の方々である。

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