他人は自分を映す鏡
「最近の若者はなっとらん!」と怒っている大人の方はいつも時代にもいるが、こうした言葉を発する方自身もまた、なっとらん!態度が目立っている。他人の態度が気になり我慢できなくて腹立ちを覚えるようになると、それは自分のコンプレックスを悟られないように自己防衛している態度だとお聞きした。
自分に自信がない方、期待されていない方、できないと思い込んでいることが多い方、周りから嫌われている方、生活がルーズな方などマイナスの感情に陥っている方は、周囲のことが気になり、自分が期待している態度でない場合は非常に感情的になりやすい傾向にあるとのこと。
反対に生真面目な方でもこうした傾向のある方がいて、自分はこれこれのことをやっているのに相手ができないとなると、それが許せない。自分は真面目にやっている、キチンとやるべきことをしている。そうした方で、他人をフォローできない方は他人を許せない。
こうした心理を理解すれば、他人の態度に腹を立てているときは、自分の態度を見直すべき時で、感情的になる自分自身が何かストレスを溜めこむ傾向にあり、考えや行動を見直すことが大切。反省できれば、それだけ自分が成長できるし、楽しい人生を過ごすことができる。
僕は自分自身やるべきことが多いので周りのことがあまり気にならないし、できていないことがあれば、指摘する前にやってしまうことに何の抵抗もない。やってあげれば、できることが増えて、それも楽しみの一つになるし、やってあげれば人間関係もうまくいく。