このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

彼女がOKと言うなら飛ぶ

 

ジョン・グレンは、アメリカ初の地球周回軌道飛行を成功させた宇宙飛行士であり、彼がロケットに乗る際言った言葉が、「彼女がOKと言うなら飛ぶ」です。彼女とは、黒人女性の計算技術者キャサリン・ジョンソンのことです。黒人差別が激しかった1960年代のことです。

 

当時は、黒人女性はどんなに優秀でも認めてくれませんでした。NASAには、全米中から優秀な技術者や数学者が集められていましたが、白人がメインで、黒人の成果も白人の名前で発表されている時代です。自分で作成した資料や分析は白人の上司の名前になっていました。

 

NASAの黒人差別撤廃に最も大きく貢献したのはキャサリン・ジョンソン、ドロシー・ヴォーン、メアリー・ジャクソンの3人です。彼女たちは「人間コンピューター」として宇宙開発の基盤を作り、黒人女性が科学技術分野で働く道を切り開きました。

 

黒人女性技術者はストライキではなく、NASAが求められるより高度なスキルを身につけようと当時IBMが搬入した最新コンピューターを操作するスキルを独学で身につけていきました。「私たちは、NASAが必要とする女性になればいい」と言いました。

 

差別撤廃をどんなに叫んでも変わらないのなら、差別できないようなスキルを身につけて白人を圧倒すればよいと考えたのです。図書館や大学・高校ですら黒人には解放されていない時代、隠れて悔しさをバネにして学んでいました。

 

僕たちはいろいろ要求することがありますが、要求する前に自分たちの要求を受け入れなければならないほどの実力を身につけているのかと自問しても良いかもしれないですね。

 

«