お金持ちだと思わせたい人とそうでない人の違い
かつて、家具の購入で大阪南港にあった大塚家具に行ったことがある。今はない大塚家具は、当時は大人気の家具店で、ひとりのお客様にひとりの営業マンが付くというシステム。サーファーの僕は短パン、Tシャツ、ビーチサンダルといういで立ちで、受付で待たされ、いつまでたっても僕の番にならなかった苦い思い出がある。
できるかぎりリッチに見せれば営業マンの対応も変わる。そこで、少し贅沢ができるようになるとリッチに見せようと見栄をはって贅沢品で身を固める。お金持ちだと見えれば営業マンやフロントの対応も心地よく快適。しかし、その投資はバカにならず借金してまで高級外車に乗っている人もいる。
見栄のために貯金が100万円以下、ローンは数千万といった笑えない状態で暮らしている人もいる。一度始めた見栄はそうそう簡単にやめられない。贅沢は素敵な麻薬のようなもの。やめるには余程の勇気がいる。高級外車を軽自動車に、高級ブランドをユニクロに、高級レストランを餃子の王将に…
超富裕層は反対に見た目でお金持ちだと思われないようにしている。超富裕層だとわかれば、いろいろなセールスマンが来るし、いろいろな所から寄付の依頼もひっきりなし。金融関係の面談の依頼も頻繁にあり、とても会っていられない。こうしたことを避けるように質素な姿で暮らすようになる。
見栄を捨てれば気分も楽になり暮らしやすくなる。奢る必要もないし、寄付する必要もない。家族にも見栄をはる必要もない。見栄を張るから窮屈で借金だらけで貯金がなく、それを隠して贅沢品を買って、奢ってあげ、さらに自分を追い込んでしまう。そんな暮らしを幸せと言えるのだろうか?


