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愛情不足で反抗的になる

 

子供が二人いる場合、お兄ちゃんは弟が産まれるまで両親の愛情を一身に受けていた。しかし、弟が産まれると両親は幼い弟にかまいっきりになり遊んでくれない、話もしてくれない。寂しさがつのってくる。かまって欲しくて、学校での話や友達の話をしようとすると、弟のところに行ってしまう。

 

僕はつまはじきにされ、両親は弟だけを大切にしているという意識が反抗的な態度に出てくる。それは、僕の方を向いてもっとかまって欲しいというサインなのに、両親は反抗的なお兄ちゃんを叱ってしまう。こうして数年も経てば、お兄ちゃんはすっかり両親や弟とは疎遠になってしまう。

 

人は誰かと比較されたとき、自分をかまってくれない、話を聞いてくれない。しかし、あいつにはやっていると思ったときから反抗的になっていく。人間関係を良くしたいなら、誰にでも平等に愛情をたっぷりかけてあげること。えこひいきだと思われないことが大切。

 

人は大切に扱ってくれる人には従順だが、粗末に扱われたら反抗的になる。それは、動物でも同じこと。それを知らずに、手間のかかる人を大切にして、手間のかからない人を大丈夫だと思い込んでしまい疎外されたと感じている人から反抗的にさせてしまう。そのことに気が付けば誰にでも愛情を注がなければと思える。

 

 

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