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赤字になると経営者はコストカットする

 

会社が赤字になると、最初の取り組みは不必要な部署や部門などのコストカットから始めます。必要以上に膨れ上がった管理体制や稟議書、報告書、分析検証、ミーティング、など必要最低限なものだけを残してカットします。つまりは断捨離からやっていきます。

 

これにつれてそこで働いていた人たちもリストラ対象になります。どんなに素晴らしい成果を出していても儲からなければカットします。どんなに素晴らしい報告や分析・検証なども儲からなければカットします。とにかく、削れるものはすべて削ってから再構築します。

 

そうしなければ会社が倒産してしまうからです。会社が倒産するなんてありえないと思っている人、その会社で働くこと以外は考えられない人は倒産することなど信じられないと思っていますが、給与の遅配が起これば転職していきます。社長は借入金の保証人になっているので自己破産です。

 

そこまで行ってから、どんなに大きな会社でも意外ともろいものだと気が付きます。例えば、スターバックスは世界中で人気ですが、2025年から決算は悪くなっていますので経営陣はリストラしています。そこで働く人は、それぞれに業績回復のアイデアがあれば積極的に経営陣に訴えるべきです。

 

そうしなければ、数年で終わってしまうからです。それほど、ビジネスの世界は厳しい。AIが導入され、仕事が激変しているのに目には見えない。気が付くと自社の儲けはなくなっている。ライバル他社ではなく、予想外の会社が自社を駆逐する時代になりました。だからこそ、しっかり勉強する必要があるのです。

 

 

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