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恋は直感、愛は後から感じるもの

 

恋は、イケメンや美人などを見たとき直感的に感じるもの。アイドルなどに恋焦がれるのも愛情とはチョッと違う気がする。素敵なデザインを見たときにこれイイ!と直感的に感じるが、時が経てばこれイイ!が、普通になり、泥臭くなり、陳腐なものになり、30年もすると今度はビンテージだと人気が出る。あなたを見たときから、愛していますというより恋をしたという方があっている。

 

これに対して、愛は長い月日をかけて育んできたもののような気がする。愛車は、長年乗り続けてきてボロボロだが、愛着があり手放すことができない。愛妻も、長年一緒に暮らしてきて、いっしょにいることが当たり前のような存在になっている。愛犬はいっしょに暮らして老犬になっているが、新しい犬に交換できないほどいっしょにいたいと思わせる犬。

 

愛情は、長い年月をかけてじっくり熟成させる必要がある。そのために必要なのは相手を思いやる心と言動。時には粗末に扱うかもしれないが、反省して相手を大切に扱うこと。毎日のように相手の事を思いやって行動してあげること。「いつも、ありがとう」「愛しているよ」などと言葉で表す事。そうしてじっくり相手との信頼関係を強固なものにする事。

 

恋は、パッと感じるものなのでストカー的な行動に出がち。相手の事を思いやるより、自分が好きだという思いの方が強いので、少しばかり身勝手な行動に出ることもしばしば。それで相手から嫌われることも起こりがち。ところが好きという感情が抑えきれないで、どうしてこの思いを知ってくれないのかと感情的になることもある。チョッと身勝手な感情が恋ということ。

 

 

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