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お互いへの配慮がなくなればギクシャクする

 

付き合って間もない頃は、お互いへの配慮がしっかりなされ、お互いにとってもイイ人であり続けている。お互いに助け合って、協力し合って付き合っている。相手が無理難題を言っても、できるだけ協力できるように配慮している。

 

とにかく、会いたいという気持ちが強く、会っているだけで幸せな気分に浸れる。相手のためなら何でもやってあげたいと心から思える時期だ。仕事も自分の時間も犠牲にしても相手との時間を大切に持ちたいと思える時期だろう。

 

しかし、現実は厳しく、仕事をしなければ収入がなく、収入がなければ生活できない。そこで、相手との時間を少しずつ減らして、生活の基盤をしっかりしたものにしようとする。それが、相手にとって自分への愛情が薄れているのではないかと思う瞬間。

 

「仕事だから…」という説明が多くなるほど、相手は疑り深くなり仕事への嫉妬が芽生える。自分たちの関係をより強固なものにしようと仕事に精を出しているなどと思えないうちは自分には冷たくなったとしか思えないでいる。

 

相手への配慮を失くした態度は、徐々に破局へと向かっていく。冷たい態度に業を煮やし、優しくしてくれる別の相手を探すようになり、見つかれば破局。見つからなくてもギクシャクした関係になって別れてしまう。

 

恋愛は、お互いの立場をしっかりサポートして配慮していれば長続きするが、自分への奉仕を一方的に重視して、口論するようになれば破局する。相手がどうして仕事を重視するのか?理解すれば態度も変わり、より深く愛し合えるようになる。

 

 

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