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出世する奴、しない奴

創業者の親族であれば能力に関係なく出世するが、往々にして業績を落とすことが多い。ゴマすりが得意な奴も出世するが、実力がないのでそこそこで見切られて、そこで出世は止まってしまう。外資であれ、出世していく奴には特徴がある。

これは学生時代の勉強と同じことで、成績がふるわないことに無関心な学生や愚痴ってばかりの学生の成績は伸びない。友達に誘われて勉強している奴はそこそこの成績を残せる。自分の意志で勉強する奴も伸びてくる。テストの傾向と分析を行って対策を立てて実行できる奴はトップグループに入ってくる。

仕事も同じことで、仕事に無関心な奴や愚痴ってばかりの奴は出世しない。同僚や上司に恵まれて仕事をしている奴はそこそこ出世する。自分の意志で仕事をする奴も伸びてくる。仕事の内容を分析検証して対策をプレゼンできる奴はトップグループに入ってくる。

仕事を、ただ給与を貰うだけの手段としてとらえるか、自分の喜びとしてとらえるか、会社の利益になるように仕事をしているか、日本全体を俯瞰して仕事をしているか、世界情勢にも関心を寄せて仕事をしているかで出世の仕方が違ってくる。

経営者は自分の能力以上に稼ぐことはできないと思うし、それは社会人すべてに通じることだと思う。指示された調理をしているだけの人の給与、創意工夫して調理をしている人の給与、レシピを考案して料理人を指導する人の給与、料理人を雇って経営する人の給与は違ってくる。

人生はただ一度きり、愚痴っているとあっという間に老けてしまう。愚痴っている中には儲けの種があり、その種を活かすも殺すも自分次第。活かせば苦難の道があり、突き抜ければ喜びに代わり、愚痴ってばかりいれば、愚痴っているだけの奴になって死んでいく。

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