このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

悔しさは成長の糧

 

悔しい思いをすることは誰にだってある。頑張っているのに認めてもらえない、やっているのにやっていないと叱られた、親切にしたのに余計なお世話と言われた、やってもいないのにやっただろうと責められた。

 

悔しい思い出はいつまでも消えることがない。僕も、小学生の頃に友達が隣の家の障子を破ったのを見ていただけで、犯人扱いされて𠮟られた思い出は今でも鮮明に覚えている。悔しい思いがあるので、逃げ出した友達とは付き合わなくなった。

 

集会のボランティア誘導員を任されているとき、幹部の方から「おまえの顔が気に入らない」と言われたこともある。また、友人の葬式の時に駐車場に車を誘導していると「うるさい!」と若い女性ドライバーに怒鳴られたこともある。

 

悔しさは腹立たしさや悲しみをもたらすが、自分もそうした態度で家族や他人を傷つけていることがあると思うようになる。相手を傷つける行為は自分にも思い当たる。それ以後、かなり反省して優しく家族や他人と接するようになった。

 

感情的になり相手を傷つけてしまう。何気なく相手を傷つけてしまう。ストレスから相手を傷つけてしまう。他人から受けたストレスをやり返すように相手を傷つけてしまう。そうして自分自身を下げるような行為は慎めるようになった。

 

 

« »