他人から認められたい承認願望で苦しむ
幼い頃は親に認められたいと思い、学生の頃は先生や友達に認められたいと思い、仕事をすれば上司や同僚から認められたいと思い、役付きになれば部下や部長から認められたいと思う。そうした承認願望は誰にでもある。
仕事をするようになり、陰湿な苛めにあってもそれが苛めだとは思わず、自分に仕事ができないからだと必死になって仕事をし、認められたいと頑張る。しかし、上司はそんな部下を叱責してさらに上を目指せと言うが、具体的なアドバイスや指摘はない。
そんな場合、頑張ればいつかは認めてくれると思わない方が良い。上から目線の上司はどんなに頑張っても態度を変えることはないし、そうした部下を褒めることもない。頑張るほどに打ちのめされて落ち込むだけなら考えを変える方がよい。
パワハラ上司が変わらないなら、パワハラだと人事部に訴える。それでも変わらないなら労働基準監督署に訴える。それでも変わらないなら転職する。おそらく、そんな会社に見切りをつけて転職するか独立した方がストレスなく生きられる。
褒めてくれない親、褒めてくれない上司、褒めてくれない恋人など、人は誰しも承認願望があるのだから、そうした人から逃げることがいちばん。我慢して相手が変わることを期待してはいけない。離れていくのがいちばん健康に良い。