インショップのテナントが閉店している
ショッピングモールや駅ビルのテナントが抜けている。飲食店、雑貨店、洋品店、八百屋、鮮魚店、お惣菜店など多くのテナントが抜けている。都会では、半年もたずにテナントが入れ替わることさえある。
人口減少・少子高齢化の日本では、売上はマーケット人口に比例し減少していく。高齢化で贅沢しない、あまり出歩かない、あまり食べないのも当然。自宅は物にあふれている状態。買いたい物があまりないのも当然。
街の商店街がシャッター街になって久しいが、今やショッピングモールも廃墟に近づいている。売れているお店は高いテナント料を嫌ってモールから撤退し、専門店として郊外にお店を出すようになっている。
人気のある専門店ほどモールから撤退するため、モール運営者はさらに巨大なモールを建てて人気店を呼び込もうとしている。そのため、地方の小さなショッピングモールやショッピングセンターはテナントが抜けて廃墟に等しくなっている。
このまま高齢化が進み、3人にひとりが65歳以上になるとお買い物に出かけるよりネットでお買い物を済ませるようになる。そうなると益々モールは歯抜けになっていく。これから商売する人はネットで儲ける仕組みを考えなければならない時期に来ている。