都内の高級ホテルは海外の方が9割
仕事で都内に行くとこれまでと違って海外の旅行客が多いことに驚く。さらに、宿泊しようと高級ホテルに行くと長蛇の行列でチェックインもままならない。コロナ禍の宿泊代の1.5倍以上になり日本人の宿泊者は激減しているが、海外のお客様がそれを埋めて余りある。ホテル内の高級レストランは海外の旅行者予約でいっぱい。
彼らは日本の高級ホテル代や飲食代は自国に比べて安いと言う。何しろ1ドル=100円だった円相場は1ドル=150円、同じドルで手にする円は1.5倍になる。すべて30%以上安くなっているし消費税も10%ならかなり安い。これで神戸牛などの高級肉が自国内で食べるよりかなり割安で食べられる。
百貨店に行って海外の高級ブランドの洋服を見るとコロナ禍よりやはり1.5倍以上の値段がついている。小島ジーンズなど国産の洋服は彼らには割安の高級ブランドになる。日本はそれほど国力が落ちて経済力が落ちているということ。それを挽回するにはデジタルの活用が欠かせない。
パソコンやスマートフォン、タブレットやデジタルウオッチなども海外産ばかり。世界に通用する完成品は今や車ぐらい。液晶テレビ、冷蔵庫などの家電商品も欧米に行くと海外産ばかり。サーフボードやスノーボードなどの遊び道具ですら海外産ばかり。デジタル教育が国力アップに必須になっていることをひしひし感じる。