電子帳簿保存法は益々厳しくなる
2024年から電子帳簿保存法が施行されます。税務署はすべての帳票をワードやエクセルなどの電子ファイルとして保存することを求めています。今のところ罰則はありませんが、今後そうなると思われます。仕事の効率化や調査の効率化のためには避けて通れないことなのかもしれません。
WordやExcelを使って複式簿記で仕訳帳や総勘定元帳、売掛帳、固定資産台帳などを記帳して保存していれば青色申告特別控除額は55万円です。更に、デジタル記帳したものを訂正・削除・追加した履歴が残るシステムで行っている場合、税務署への事前届出をすれば、青色申告特別控除は65万円になります。
電子商取引のデータは、取引年月日、取引先ごとにフォルダーを作成して保存していれば検索機能がなくてもOKです。近い未来、デジタルインボイスになり、すべての商取引がデジタル化され、消費税の計算、申告、納税がデジタル化されます。パソコンやスマートフォンの操作に不慣れな方はすぐにでも習得しておいてください。