不動産は賃貸か?
2020年東京オリンピックが開催されるので、都内はインフラ工事が活発になってきている。それにつれてマンションなど不動産購入も積極的になってきている。中古マンションも売れ行き好調でリフォームされた内装は新築とそん色ない。不動産は賃貸にしようが所有にしようがそんなに使う金額に違いはない。
大きな食い違いが生じるのは、地震災害や違法建築などによる倒壊などの危険な事態になったときで、ローンを抱えて丸損という事態になることもある。賃貸であれば引っ越しすれば事が済むのに対して、マンションを所有していれば建て替えするにも住民の合意が必要になり、話がまとまらないで余計事態を悪化させることにもなりかねない。
僕は家族構成や仕事によって住み替える方が好きなので、自由に内外装の施工ができるボロ屋をお借りするのが好きだ。床、壁、天井を白一色にしたこともある。ひとりの時は小さな部屋に住み、夫婦になれば二部屋の家に住み、子供ができれば大きな家に住み、子供が巣立っていけばまた小さな家に住み替える。離婚すれば思い出のない家に住み替える。
今は田舎暮らしだが、仕事の関係で首都圏に住んだこともあれば、趣味が高じてビーチサイドに住んだこともある。退職できればハワイに住むだろう。そう考えると僕の場合は賃貸でなければ所有不動産だらけになってしまう。その方のライフスタイルに合わせて購入するもよし、賃貸にするもよしなのだろう。
住宅ローン返済は長年続くものなので返済額はできるだけ現在支払っている家賃に近いものにしておき、少しは貯金ができるぐらいの余裕を持って返済計画を立てておく方が良い。せっかく新築の家に引越ししたのに、返済がギリギリで生活費に困って夫婦喧嘩が絶えないで離婚し、持ち家を売る羽目になった友達もいる。