ビジネスの世界ではナンバーワン企業になることが夢ですが、むやみにナンバーワンになることを追いかけて売り上げ重視でやっていると赤字が増えて倒産することもよくある話です。やはり、ビジネスはしっかり儲けが出せる企業であるべきです。

 

わかるとできるは、よく業界ナンバーワン企業だと評価されていますが、僕は業界オンリーワン企業であるべきだと思っています。量より質（売り上げよりも儲けを重視）でやるべきだと思っているので無理な拡大路線は好みません。

 

好業績を維持することは従業員の昇給が確保でき、彼らの幸せを維持することにつながります。企業はそこで働く人の喜びを生まなければ成長できません。僕は従業員の皆さんが毎日仕事をするのが楽しいと思っていただけるように経営しています。

 

売り上げを確保するには人件費をできるだけ抑えるしかないという経営者も多いです。物販やメーカーなどでもライバル企業が値上げをしない限りは我慢するという安売りのビジネスモデルなのでじり貧の我慢比べになっています。

 

こうした安売りのビジネスモデルでは業界全体が沈んでいきます。儲かる新商品の開発や差別化をして利益を確保し従業員の昇給を確保する戦略を取るべきです。僕自身は、こうした商売からさっさと撤退して新たな事業展開をしています。