ロボットが仕事をしてくれる
介護施設では見回りロボット、お掃除ロボットがいて職員の負担を軽減している。これまで職員が深夜でも各部屋を見回っていたが、ロボットが導入されて人員削減につながり、昼のシフトに回すことができた。お掃除も除菌までこなしてくれる。
すし店では、すしを握るロボット、配膳ロボット、お掃除ロボットがいるし、スマホで注文や支払いも済ませることができる。お客様が多いときは待ち時間を自分の車の中で待機すれば客席に座れるようになるとスマホが教えてくれる。
工場ではこれまで以上に多機能型ロボットが製造現場で働いており、組み立てや塗装、材料の管理、清掃までこなしてくれる。倉庫でも、ピッキングや梱包、倉庫の管理、伝票の発行、メールの配信まで自動でこなしてくれる。
重労働の現場では重い荷物を持ち上げたり運んだりするときの補助型ロボットが活躍している。そのうち、受付や電話応対もAIロボットが行うようになるだろう。こうした現場ではこれまで働いてきた人がパソコンやスマートフォンの操作に不慣れなことが問題。
そのために、現場への導入が遅れている。世界から取り残されるように日本の職場はアナログで生産効率が悪く、儲けるのが下手になっており、それが原因で給与が上がらない。IT教育がなされてしっかり使いこなせるようになれば昇給も見えてくる。