欧米では長期の休みを利用して大学などで最新のスキルを習得する労働者が多くいます。オンラインでも最新のスキルを学ぶ機会が増えてきました。21世紀になりデジタルが世の中を変えつつあるので、こうしたスキルを習得することは必要不可欠になっています。

 

医療でもデジタル化によって診察の重複、検査の見落とし、離島やへき地へのデジタル診察、ロボット手術、救急車のデータのデジタル化などによって迅速、適切に対応できるようになりつつあります。そのために、医療従事者のデジタルスキルの習得が求められています。

 

リスキリング（Reskilling）と言って、社会人が新しい仕事に対して対応力を身につける教育が盛んになってきています。デジタル化によって仕事が効率化され、労働生産性が高まればそれだけ昇給も可能になります。大企業では社員に対してこうした再教育ができますが、中小企業では個人に任せています。

 

今の時代は、ネット検索ができる、メールができる、パソコンでビジネス文書が書ける、帳票やグラフの作成ができる、クラウドサービスを利用してデータ管理ができる、プレゼンの資料が作成できる、オンライン会議がひとりでもできる、動画、写真編集ができるなどは当たり前のスキルになっています。