デジタル化しないと
病院に行くと受付で時間を費やし、待合室で長時間待たされ、診察はあっという間に終わり、医師は多くの患者に真剣に向き合っている暇もなく次々と患者を診察する。支払いで番号を確認しながら長時間待たされ、薬局に行ってまた、待たされる。やっと家に帰れば半日が過ぎている。
デジタル化が進めば、パソコンやスマートフォンでAIドクターが初診を補い、生身のドクターにバトンタッチするのかどうかを判断する。処方箋などはAIドクターだけで処理するし、健康診断のような診察や高度治療などの場合でも生身の医師の補助をすることで見逃しや間違いを指摘できる。
診断書は一括して全国どこの病院や保健所でも見ることができるので、初診の方でもこれまでの病歴や健康の度合いなどをすぐに知ることができる。日本には国民健康保険制度があり、安く治療が受けられるが税金で賄えない事態になりつつある。これを回避するには保険料を上げるかデジタル化するしかない。
国のデジタル化は待ったなしの状態で、国民すべてがパソコンやスマートフォンを使えるようになれば、医療崩壊だけでなく行政の効率化や生活の充実、仕事の効率化も果たせるようになる。世界の潮流はデジタル化に動いており、日本はかなり遅れている。