映画もネットで見る時代
AmazonがMGMを1兆円で買収するとニュースがあった。今や映画は映画館で観る時代から自宅で個々にネット配信で観る時代へと変わりつつある。すでに若者はネット配信で映画やドラマを観ている。ネット配信の会社が映画も制作する時代になった。
映画は制作会社が制作して映画館で上演することで収益を出していた。それがテレビ放映権を販売して利益を得るようになり、DVDを販売するようになりネット配信会社に放映権を販売するようになった。映画制作会社は収益の多角化を図ってきた。
ところが映画館の入場客数は減少傾向にあり閉鎖された映画館も増えている一方で、映画のレンタルDVD産業が活況を浴びるようになり、それが20年ほど前からネット配信に取って代わられるようになった。
今ではネット配信会社が主流になり独自にドラマや映画も制作してネット配信会社どうしの差別化に利用するようになった。映画制作会社は昔のように儲からないのでネット配信会社に売ることを決断する。これも時代の流れというもの。
映画館に行けば一人1500円、ネット配信なら1本500円から毎月1000円ほど支払えば見放題というものまである。安いし、映画館まで行く必要がないし、上映時間までに入場する必要もない。寝転がって観ることもできるし途中一時停止までできる。
今は、液晶画面で観ているが、これがバーチャルリアリティーになることも考えられる。立体映画よりさらにリアルな映画がバーチャルによって自分がそこにいるかのように観ることができるようになる。