指導という名の脅し
クラブ活動でも会社内でも「オイこら!グズグズするな!」「ばっかじゃないか?」「田舎に帰ったほうがいいんじゃない?」など、指導と思っているが中身は脅しでしかない。生徒や部下は怖くてジッとしているにすぎず、叱られないように動くだけ。何時間も怒鳴っているバカもいる。これはパワハラでしかない。
あまつさえ、襟元を締め付けたり、ゲンコツで暴力を振るったりして指導だと思い込んでいる日本人は多い。脅迫や暴力など強烈な体験こそ相手には真心のこもった愛情・熱血指導なのだと思い込んでいるバカもいる。こうした指導を受けた人は後輩や部下に同じことをする。それを伝統だと自慢するバカもいる。
ねちっこく説教する監督や上司もいて、何時間も説教してご満悦になっているが大きな間違い。聞いている方はほとんど身につかず、いったいこの人は何を言いたいのかよくわからないが、とりあえずうなずいていれば喜ぶからそうしようと思っているに過ぎない。人は愛情を感じて成長することを忘れてはならない。
僕は、自分の会社で働く人とその人を産み育ててくれている親のことを忘れない。ご家族の愛情と立派に育てという願いを叶えるために社長である僕がいる。僕は、どんなときでも愛情をもってお子様に接し、いっしょに働きますと誓い続けている。いつも笑顔で彼らに感謝して会うようにしている。