資本業務提携の打診
僕の会社に関心がある企業から資本業務提携の打診が頻繁に来る。業務提携はお互いの業務の得意分野を活かして仕事をしましょうというもの。資本提携とは株式交換や株式の購入によって経営に参画するというもの。当然、資本提携を受ければ役員が派遣されてくる。
大企業から資本業務提携の打診があるほど評価してくださることは非常にありがたいことだが、僕はこうしたお話はすべてお断りしている。業界トップにある当社は、資金は潤沢だし業務で助けてほしいこともない。これから成すべき事業計画も明確でコンサルタントに頼る必要もない。
また、反対に当社が他社に対して資本業務提携してほしいという依頼もある。僕は自分の会社の運営で精いっぱいで他社の業務に参画する余裕はないし、当社の社員を役員として派遣する余裕もない。IT教育はIT機器や技術の進歩が激しいので、絶えず新しいことを学習しお教えしなければならない。
21世紀になりデジタル革命の真っ只中にあって、時代の変化は激しい。生活も仕事の内容もどんどん変化している。数年前のスキルや知識が時代遅れになる今、自社の仕事に集中していなければ時代に遅れてしまう。誰もが知っている大企業があっという間に倒産する時代だからこそやらねばならないことがある。