お酒が飲めず、タバコも吸わず、外食はせず、法人会やセミナーには参加せず、交流会にも行かず、友達はほとんどなく、ビーチでサーフィンをしてもひとりでする。会社と自宅の往復だけで、休みの日でも会社にいて、自宅にいても料理や仕事ばかりしていて孤独が好きな社長が僕。

 

そんな僕は社長としての評価は非常に高く、多くの金融機関や調査会社から珍しい社長さんだと言われている。多くの社長さんは、接待が大好きで社内でも社外でも飲み会で親睦を図り営業をして業績を拡大しているケースが多いという。豪放磊落な人が創業者として成功しているケースが多いらしい。

 

僕は社交的でないが営業ができないということではない。むしろ、営業は得意でお客様のために努力することは厭わない。お酒は飲めないが接待するのは得意で、お酒を飲んでいないので送迎して感謝される。堂々巡りの酔っぱらいの話にも笑顔でお応えしている。ただ、自分はそうした接待に招待されても出向いていかない。

 

社長の仕事は、会社を儲けさせること。そのためにしっかりしたビジネスモデルを構築して、従業員の皆さんが喜んで働ける環境を整えることで、彼らの実力を十分発揮できれば自然と儲けは出てくる。お酒が飲めなくても、ゴルフができなくても、飲食を共にしなくてもそうしたことはできる。