親兄弟や他人から認められたいという承認願望は誰にでもある。褒めてもらえば嬉しいしヤル気も出てくる。しかし、皆が褒めてくれるわけではない。褒めてくれる人や否定する人など他人の評価は様々なのが普通。

 

僕は40年近く経営者としてやってきてしっかり会社を経営しているが、誰もが僕を素晴らしい経営者だと評価してくれているわけではない。こころよく思わない人もいるし憎んでいる人もいるかもしれない。

 

会社が小さければ他人の評価は少なく非難されることも少ないが、会社が大きくなれば他人の評価は大きく非難されることも多々出てくる。会社が大きくなればそれだけ多くの人の目に触れ、多くの評価を生むことになる。

 

否定されることでストレスをため込み、否定する人に認めるように努力する人がいるが、多くの場合否定する人は自分の考えを改めることはない。余計にその人を否定するようになり否定された人は心を病むことすらある。

 

ネットに書かれた悪い評価を気にして悩み込み、心を病んでみずから命を絶ってしまう経営者の方もいる。一生恨んでやる！お前なんか地獄に落ちるぞ！なんて言われたが、それを気にしていては自分を頼りにしている人を支えることはできない。