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繁盛店はキラーコンテンツを持っている

 

繁盛店は多くの商品を販売しているのではなく、むしろ、販売している商品は絞られている。あのお店の餃子は旨い、あのお店のハンバーグは何度も食べたくなる、など繁盛店では売れている商品が限られているので、食材のロスが少ないし仕事も効率的にできる。

 

儲からないお店はその反対に多くの商品を並べているが、どれも魅力がなく食べたいと思わせないし食べても普通。売り上げが上がらないからメニューを増やすので食材のロスは多くなり、仕事は増えて非効率になり儲けは少ない。

 

あの商品ならあのお店、あの商品ならあのメーカーなどと一押しされる商品を持っていると商売は強いが、持っていなければ苦しい経営を余儀なくされる。行列ができているお店は、つけ麺だけとかぶっかけ蕎麦だけなど単品で勝負している。

 

単品で勝負できるようになるにはかなり研究熱心でなければならないし、そのこだわりも非常に強くなければ開発できない。多くの場合、どこかで妥協したり自己満足で終わったりしてお客様をうならせるまでにいたらない。

 

商品アイテム数が多いからうらやましいと思うのではなく、売れ筋に商品を絞っているから素晴らしいと思うのがビジネスセンス。トーストだけで繁盛しているベーカリーなど効率的で儲かる商売の見本だろう。

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