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健康ほどありがたいものはない

 

健康な時は、そのありがたさに気が付かず、これが普通だと不健康な食事や生活習慣を改めることなく病気になるまで放置する。自分だけは、病気になることなく天寿をまっとうするなどとうぬぼれている。

 

しかし、いざ病気になると、それまでの自信はどこへやら不安と恐怖で医師の診断を仰ぎ、入院や手術となるともう人生終わりのような感覚になり病室で孤独に打ち震える。退院すれば日常生活を改めようと決意する。

 

癌などと診断されればもう死ぬのではないかと恐怖で身が震える。それまでの不健康な生活習慣を大いに反省する。家族に優しくしたり辛く当たったりするのは、自分の気持ちの整理がつかないから。

 

病院食は悲しいほど味付けは薄く質素で満腹になるまでの食事とは程遠い。入院患者は皆、不安を抱えているが健康に戻りたいと思っている。自分も苦しい咳をしたり、点滴を持って歩いていたりしている患者。

 

手術が成功して退院するとしばらくは健康に気を付けているが、次第にこれまでの日常生活に戻っていき、毎日の飲酒、運動不足、深夜遅くまで居酒屋など不健康な生活をしている。喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったもの。

 

 

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