逆パワハラ
逆パワハラ
上司から部下への苛めがパワーハラスメントなら、部下から上司への苛めが逆パワハラです。僕は、これに何度もあって胃に穴が3つ空きました。部下が上司の指示を無視する、上司の指示以外のことを報告なしに行う。社長から部下へのメールを送れなくする。社長に相談するなと指示を出すなど…。心身ともに病んでしまえば、労災に認定され民事裁判を起こすこともできます。
部下に誤解されて感情的になって仕事ができないと叱られたこともあり、このときも胃潰瘍になりました。職場には、自分の意に介さないことはやらないというモンスター部下が増えていると弁護士からのアドバイスもあり、こうしたモンスター部下の実態を把握して証拠を揃えておけば裁判所に訴えることもできますということでしたので、職場の苛めは同じことです。
どちらにせよ職場の苛めは、破局をむかえることに違いはありません。双方ともに受け入れがたい人間関係になり最悪です。苛めた方は、自分が苛めていたとは思いもよらず、苛められた方は、毎度毎度のことに耐え切れなくなり心神喪失状態になります。裁判になれば2~3年は裁判所に通わなければなりません。弁護士費用と損害賠償や慰謝料もありますから、多額の費用がかかります。
そこまで認識して苛めをしている人は少なく、裁判になって慌てる人がほとんどです。そのときに反省しても遅く取り返しがつきません。いっときの感情で、人間関係を壊す行為は厳に慎むべきなのに、人はいっときの自分の感情に振り回されて、相手を苛めてしまう愚かさがあります。妬みや嫉妬、恨みやつらみなどマイナスの感情をむきだせば他人から嫌われます。