リサイクルショップの業績が下がっている
不況に強い業種だと言われてきたリサイクルショップで、古着の業績が振るわなくなっています。これまで、個人の方が古着などリサイクルショップに行って処分していましたが、このときの買取価格の安さに驚いた方も多いのではないでしょうか。
購入時の10分の一以下が相場で、バーバリーなどの高級ブランドで36万円ほどのスーツであっても買い取り価格は3000円程度です。しかし、ミンネやヤフーショップ、ラクマなどで販売すれば、自分で価格を決めることができます。
36万円のスーツであれば、3万円での販売も可能ですから、下取り価格との差額は2万5千円にもなります。この差額は、リサイクルショップの利幅と同じほどになります。このことに気が付いた方からネットショップで販売する方が増えてきたことがリサイクルショップの衰退を招いています。
田舎に住んでいる方ほど、近くにリサイクルショップがありません。これまで、まとめて都会に出て下取り処分していた方がパソコンやスマートフォンを利用して、自分で販売すればかなり儲かることを知るようになりました。
若い方では、値札をキチンと取って置き、そのシーズンだけ着て、すぐに値札をつけて再販するようになってきています。今年のモデルですから高値で売ることができます。10万円のジャケットをワンシーズン着て、3万円で売って新しい洋服を買って楽しんでいます。