健康寿命
2010年の資料では、男性の平均寿命が79.55歳、健康寿命が70.42歳、女性が86.30歳と73.62歳となっています。長生きするのは嬉しいですが、健康で長生きできる期間は意外と少ないことに気が付きます。生活習慣病で介護が必要になる方が多いのです。
健康寿命とは日常的・継続的な医療・介護に依存しないで、自分の心身で生命維持し、自立した生活ができる生存期間のことです。平均寿命と健康寿命との差は、日常生活に制限のある不健康な期間で、その差は、平成22年で、男性 9.13年、女性 12.68年となっています。この差は年々広がっています。
人生80年でも、10年以上介護が必要な今でも大変なのに、この先人生100年になると、15年以上も介護が必要になるかもしれません。健康を維持するには、運動・睡眠・食事の3つが大切です。散歩を毎日30分以上、睡眠は7時間程度、和食を中心にした食事などが健康を維持するには大切です。
海外では、高齢者の方に働くことが健康に良いからと労働を奨励しています。日本でも平均寿命が長い県は、健康寿命も長く、健康寿命が長い県は高齢者が働いている場合が多い県となっています。健康で長生きしたいなら、働くことが一番のようです。これまでの知識や経験、人脈などを活かして起業するのも面白いですね。
僕が今の会社を設立したのは45歳の時でした。起業するのに早いも遅いもありません。起業すると自分のやり方次第で収入は決まりますから面白いですし遣り甲斐もあります。ただ頑張るだけでは収入は出てきません。お客様が他社と比較してよかったと満足していただけるようにしなければなりません。
知識と経験があればこそ、自分勝手な行動を慎み、他人の意見をよく聞き、人脈を活かして成功へと歩んできました。ある程度お金がたまっても贅沢せずに再投資して会社を大きくできたのも若くなかったからです。見栄を張ったり、贅沢したり、感情的になったりして信用を無くしていった人を見ているからこそ成功できたのでしょう。