このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

自分自身をみつめて

他人を評価するのが大好きな方がいる。他人の欠点を見つけて話のネタにし、こうすればもっと良くなるのにといった具合。若い頃は、他人の評価も憧れ的なものが多かったように思うが、年齢が上がるにしたがって他人のあらさがしの方が多くなる。

あの人のようになりたいと憧れを持って話していた若い頃。夢と希望がありながら絶望と諦めが交錯していた時代でもあった。自分はひ弱でお金もないし人望もないし知識も知恵もなくバカにされてばかりと落ち込んでいる時代は青春真っただ中だった。

それが年を重ねるにしたがって自分の経験値が積み重なり、いろいろなことを評価できるようになる。おおらかな気持ちで評価しているようで、実は手厳しい指導が隠されていたりしているが、その実、自分自身は何もしていないことが多い。

僕は、他人を評価しそうになると反省して、自分をしっかり見つめていかないとダメだと自分に言い聞かせている。自分は今なにをしているのか?頑張ってやっていることはあるのか?他人様を評価する前に自分を評価しているのか?反省することは多い。

他人を評価すると自分を見失うことが多くなる。間違っていても注意すれば、即座に評価の対象にされるので注意されなくなる。いつも謙虚にしていなければ素晴らしいアドバイスはしていただけない。

還暦を過ぎてからの挑戦はなかなか思うようにいかないことが多い。若者のようにスイスイと身体は動いてくれない。腰痛や肩痛などにも悩まされる。何度も失敗もするしカッコ悪いと思うこともしばしば。だからこそ、謙虚で素直になっていかねばと思う。

« »