2018年の日本
年末になるといろいろな会社の社長さんと会うことが多くなります。従業員の方が忘年会をするように、社長さんもまた年末年始になると近況を語り合ってお互いに励ましあいます。2017年は、人出不足といわれるように順調に経営が出来た年でした。2018年もそうなると良いですねといった具合です。
昭和の終わりごろオフィスオートメーションという言葉が流行り、多くの企業にワープロが入り、たくさんの事務職員がなくなりました。平成が終わる今年は人工知能が搭載されたロボットが多くの仕事をこなすようになりそうです。また、事務仕事の負担軽減のためにも電子決済が主流になり、現金決済は廃れていくことでしょう。
これまで35歳までの雇用にしていた企業様も年齢制限をなくすようになりシニアの方の労働人口も増えていますし、女性の正社員の雇用も増えています。物価上昇にもならず給与は上がらないものの景気は良いのですから、経営者としてはこのままの状態が2018年も続けばよいと願っています。
少子高齢化で日本は労働人口減少や国民総生産が減少すると言われてきましたが、実際には労働人口は増加しています。世界規模で仕事が平たん化されているのですから給与は上がりませんが、デジタル技術の発達によって国民総生産は上昇していくので、国民一人当たりの生産額が上昇していく日本です。