映画館の予約はスマホなら安い
正月、家族4人で映画を観に行った。スマートフォンで会員登録して映画を予約すると一人当たり300円安くなる。4人だと1200円もお得で、映画館で上映チケットを購入する長い列に並ばなくてもたった2台しかない、空いているチケット自動発売機で予約番号を入力すれば発券してくれる。
チケット売り場は人の行列で、窓口は6つとも大忙しでフル回転。それでも自動発券機に並ぶ人は少ない。人件費を考慮すれば300円安くしてでもスマートフォンで予約して決済し、発券機でチケットを手にしていただく方が効率は良い。できれば、発券機もなくしてバーコードをスマートフォンに表示させて自動改札機にかざせば通れるようにしたい。
映画館の売店でも4つのカウンターに長い行列で、注文を受けてトレイに商品を並べて決済しているが、これもスマートフォンであらかじめ注文と決済を済ませて置き、カウンターではバーコードを読み取らせるだけで商品を受け取るようにすれば人員削減になる。改札に2人、売店に12人、発券売り場に6人いる。
合計20人の人件費が1ヶ月200万円とすれば1年で2400万円。これらのシステムを構築して初期投資4000万円ぐらいの投資なら経営者は導入しそう。何しろアルバイトを募集してもなかなか応募がないし、やってきてもすぐに辞めていく時代、ロボットやITを使ったシステムは募集費用も人件費も要らない。
売店はソフトドリンクとポップコーンにポテトフライだけなので自動化しやすい。現金支払いをなくせばこうした取り組みはすぐにでもできる。時代は、確実にキャッシュレスになっていくだろうと思って映画を観ていた。スマホ決済は人件費の削減が可能なのでますます盛んになっていくだろう。