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自動運転はドローンの方が早い

 

車の自動運転技術はかなりのレベルにまで進んでおり、2020年には高速道路では完全自動運転になるでしょうし、2030年には一般道でも自動運転になりそうです。高速道路は一方通行ですし、信号がないのでやりやすいですが、一般道には信号や自転車、歩行者までいます。これらを識別して自動化するにはかなりの開発が必要です。

 

では、飛行する自動運転ヘリコプター(ドローン)はどうでしょう。信号はなく、道すらありません。人が操縦するドローンもなく、平面的な道路上ではなく立体的に空間を飛行できますから歩行者や信号や渋滞はありません。お互いにコンピューター制御されれば衝突することもありません。どうやらこちらの方が開発しやすそうです。

 

国土が広い国や人口が少ない国、インフラが整っていない国では道路整備よりもドローンを使って移動していただく方が便利です。最初は、荷物の移動から始まるでしょうが、そのうち人の移動もドローンになります。荷物はいつでも決められた場所と時間に運ぶよう指示でき、それはスマートフォンで変更します。

 

人を運ぶドローンは、スマートフォンで行先を音声入力するだけです。自動運転ですから乗り込めば、あとは自由です。渋滞もなく一直線で移動するので到着時間も正確です。インフラ整備する必要もないので認可されれば一気に広まりそうです。4人乗りのドローンに一人で乗るときは椅子の位置を変えてバランスを取るのも自動です。

 

道路は人や自転車に開放され、大気汚染もなくなります。自動車は博物館やアミューズメントパークの乗り物になっているでしょう。こうした未来は早いうちにやってきそうです。「ヘイ、ドローン」と呼びかけるだけでやってきます。まるで、孫悟空が乗っていた觔斗雲(きんとうん)やドラエモンのタケコプターみたいです。

 

 

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