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部下を見下している上司

 

仕事をしていてもしつこく 嫌味や小言を言うし、何度も文句を言ってくるうるさい上司がいる。こうした上司は部下をしっかり指導していると思っているので始末に負えない。こうした人は、部下を見下す傾向があるが、それは自分に劣等感や思い違い(認識不足)があることが多い。

 

仕事のできる人が落ちりやすく、平社員の時には使えるが、いざ役職が付くと上司になったと気負い過ぎて部下を自分と同じようにできる社員に育てようと意気込み、人それぞれの能力を見極められない。誰でも自分と同じように仕事ができるようになるはずだと決めつけているが、それは間違い。

 

部下に仕事を任せるので、自分は思うように仕事ができない。イライラする自分を隠すために執拗に部下を指導激励(小言や嫌味)して、部下を従属させて保身を図っているが、これは逆効果になる。部下に嫌われるばかりでなく、部下の心を病ませてしまう。落ち込ませても成長しない。

 

また、自己中心的で自分目線でしか物事が見えないので相手の立場に立った思いができない。常に自分が職場の中心にいなければ気が済まないし、自分が前に出て指示しなければ仕事にならないと思い込んでいる。

 

こうした人は、気に入らないことがあると反省せずにむしろ根に持つタイプで、言い訳したり相手を責めたりして保身を図る。完膚なきまでに相手をやりこめて、してやったりと満足するが、相手のハートを切り刻んでいることに気が付かない。

 

上司になれば、部下の信頼を得ることが大切で、そのためには自分のことを知っていただく前に相手のことを知ろうとしなければならない。気持ちよく仕事をしていただくために自分を律することが出来る上司でなければ上司失格。

 

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