時代の変化に乗れなくて倒産
デジタル化になり人々は、パソコンやスマートフォンを使って予約やお買い物をするようになりました。更に、音楽を聞いたりテレビ番組を観たり、不用品を売ったり銀行口座を管理したり、産直品を購入したり調べ物をしたり、天気予想やニュースを知ったりゲームをするのもパソコンやスマートフォンになりました。
これまで利用していたゲームセンターが閉鎖されたり、銀行の支店が閉店になったり、レコード店や書店がなくなったり、ショッピングセンターが閉鎖されたり、旅行代理店がなくなったり、新聞を購読しなくなったり、ネットのフリーマーケットに出品したり、宅配を利用して購入品を持ち運ばなくなったりしています。
この時代の変化によってゲームセンター大手が倒産したり、銀行が統廃合されたり、レコード販売店大手が倒産したり、街の本屋さんが倒産したり、セレクトショップが倒産したり、雑誌や新聞の出版社が倒産したり、仕入れて売るだけの商売をしていたお店が倒産したりしています。
少子高齢化になり、この波にのみ込まれるかのように飲食店の倒産も増えていますし、学習塾や英会話教室の倒産も増えています。呉服の展示販売で一世を風靡した会社も倒産しています。労働人口の減少によって働いてくれる人がいなくなり倒産という悲劇まで起こっています。
時代の波に乗れるように変化に対応できる企業は生き残れますが、儲けるビジネスモデルが陳腐化してもしがみついていかねばならない企業は倒産していきます。反対に、時代の変化によってネットでのサービスを充実させ急成長していくアップルやアマゾンといった企業もあります。