職場のスタイルを見抜く
ある居酒屋ではお客様が入店すると靴箱に靴を入れるが別な居酒屋では靴は履いたままで入店するなど、それぞれの職場にはそれぞれのスタイルがある。メニューをタブレットでタッチするのではなく、ウエイターがお客様の前に立ち、いちいち聞くという効率の悪いスタイルをあえてとっているお店もある。
転職している人は、これまでの経験から気になること、こうした方が良いのではないかということを話しがちだが、こうした話は相手に嫌われる原因ともなるので言い方に注意しなければならない。非効率なやり方が会社の方針であるのかどうかを確かめたうえで話すようにすべきだろう。
管理職だった人は、転職するとすぐに会社のあら捜しをしがちだが嫌われる。如何に前職、偉かっても今の職場では新入社員、それなりにこの会社に溶け込むように謙虚な姿勢で仕事を覚えるようにするべき。管理職の人がどんなに能力が低くても、その職場に配属された新人なら従うべきだろう。
転職組の人ほどついつい仕事上、言いたくなることが多いが、そのことを指摘して管理職の機嫌を損ねて苛められていることがよくある。仕事のできない人ほどプライドが高いので、いちど嫌われるとどうしようもなく、転職しなければ心を病んでしまう。無能な管理職は感情的なので避けるしかない。
有能な管理職であれば、新人であれ社員の話をよく聞き参考になることがないか考えているので感情的になる暇がない。参考になればすぐに取り入れるし、愚痴っぽい内容は感情的に指摘するのではなく、仕事上で悩み相談されて相手がきく耳を持つタイミングを推し量る。