結婚するなら…理想の男性像
戦後の昭和には、女性が男性に求めるモノは三高で、高収入、高身長、高学歴 つまりは、一部上場やテレビで宣伝している一流企業の社員か公務員がもっとも人気が高かった。年収600万円以上、身長175㎝以上、一流有名大学卒業、が女性に人気の条件だったが、これは結婚してから専業主婦になって生活を男性に依存するため。
平成になると、離職する若者が増えるしリストラする大企業も多くなる。女性の社会進出も活発になり、場合によっては女性の方が収入が多いということも多くなった。三高の条件を満たす男性は周りにいない。自立する女性が増えるにしたがって結婚の条件は変わる。今は三低で、低姿勢、低リスク、低依存。
女性が働いて生活を支えなければならない時代。男性は女性に対して低姿勢であることで、家事や育児を一緒にこなせる相手でなければ長く働けない。低リスクとは、ボンボン社長より公務員の方が理想で、浪費癖のある浮ついた社長よりも外食もせず、堅実に貯金してくれ真っ直ぐに家に帰ってくる安定した職業の男性が理想。
亭主関白で、何でもやってくれと言われるようでは働く女性はストレスがたまる。女性に対して低依存で、家事や炊事を積極的にやってくれる男性でなければ、女性は働けなくなる。夫婦だからと何でもやってくれと依存するのではなく、仕事で帰りが遅くなっても出張してもうるさく言わない男性でなければ働けない。
キャリアを積んで働く女性は、自分よりも高収入の男性や社会的地位が高い男性に魅力を感じることに違いはない。ただ、そうした男性を求めることが結婚できない条件になっていることも確か。周りに離婚した女性、子育てに苦労しているシングルマザーの友達も多く観ているので、結婚したいが妥協できない女性が増えている。