早寝早起きは良いことばかり
雇用されたら、出社時間ギリギリに出社するのではなく、少なくとも10分前、できれば半時間前に出社していると先輩社員の印象は格段とよくなる。そのためには、早寝早起きの習慣をつけることで、60歳になった僕は、今でも毎朝6時に起きて、朝食をとり、犬の散歩をして、10時出社時間なのに8時出社して、会社で早朝勉強している。
僕は住宅総合メーカーの新入社員の頃、8時出社だったが、7時には出勤して、資材置き場に何が置いているのかをメモし、社内を清掃して、先輩社員が出社してくると「おはようございます」と挨拶して出迎えていた。先輩社員の仕事ぶりを観て、仕事の手順を確認し、わからないところは聞くようにしていた。
当然、仕事を覚えるのは、数十名の新入社員の中で一番早い。3ヶ月もすると新入社員の皆から「教えて欲しい」と聞かれるようになり、新人社員も先輩社員もすぐに僕の名前を覚えていただけた。半年もすると、当時、本社に1台しかない2000万円もしたコンピューターが扱えるのは僕と先輩社員のふたりになっていた。