世界遺産高野山に行ってきました
紀州かつらぎ熱中小学校の講師として呼ばれ、翌日は世界遺産高野山に言ってきました。案内してくださった方はキチンとした資格をお持ちの方で、とても参考になるお話を伺うことができました。日本中に広がる空海伝説の立役者は高野聖(こうやひじり)だそうです。
高野聖(こうやひじり)とは、平安〜中世にかけて高野山を拠点に全国を巡り歩いた宗教者で、布教・祈祷・勧進(寄付集め)・民間信仰の媒介など多面的な役割を担った人々です。僧侶でありながら旅の行者でもあり、時代によっては「宗教者」「文化の伝達者」「社会インフラの担い手」の性格を併せ持っていました。
平安時代、もっとも知識のある人たちが僧侶で、彼らから宗教だけでなく井戸を掘る場所や治水の方法、都市計画の仕方、行政の方法など多岐にわたる知識人でもありました。こうした伝教者は高野山にしかいなかったため高野聖の成果は空海がやってくださったことになったそうです。
こうして高野山と空海というブランドが確立され世界遺産へとつながっていきました。今や高野山を訪れる半数以上が欧州の方々です。彼らは高野豆腐を食べて健康食に触れることができますし、荘厳な仏教建築に接して日本文化に触れることができます。もちろん、宿坊に宿泊して楽しむことも可能です。
高野山には欧州の方が多く訪れるので、ここで熊野牛を使ったハンバーガーの専門店を開けば儲かるのではないかと下世話なことを考えていました。僕自身、欧州にいたとき日本食が食べたくて当時でも1食3000円もするラーメンを注文して食べたことがあります。きっと、欧州の方もそうした思いがあるのではと…


