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社長なら謝ってください!

 

社長を40年以上やっているといろいろな方からお叱りを受けて謝ることが多々ある。採用面接の管理職が、採用面接予定時間に現れず3時間以上も待たされて、社長謝ってくださいとメールをいただいたこともある。面接官は遅刻の常習犯で会社ぐるみで隠ぺいしていたので厳重注意し、面接官は退職した。

 

契約社員の更新時期なのに上司が忘れて放置していたこともあり、社長である僕にメールがきて解雇するならハッキリ言ってくださいと書いてあり、驚いて更新する旨をお伝えして謝ったこともある。この時の上司は社長をバカにしており、まったく無視する行動があったので解雇した。

 

仕事で優秀な社員は会社の改善点や新しいアイデアを発案して上司に提案していたが無視される。執拗に提案するので嫌われるようになり社長である僕に直訴した。素晴らしい内容ですぐに実行するように言ったが、組織を無視した行動だと上司から村八分にされたので君の才能はこの会社では開かないからと僕が支援して独立開業させた。

 

深夜早朝に業務用の携帯に上司から何度も連絡が入り、眠れないと社員から相談されたこともある。会社支給の携帯は就業時間が過ぎれば電源を切ってくださいと言った。電源を切らないと、上司は深夜早朝から仕事上の情報をたくさん書き込み枕元に置いている社員はゆっくり寝ることもできない。ただ、訴えた社員は我慢できなくなり退職していった。

 

上司からのセクハラやパワハラはモグラたたきのようにひとつ対応しては、またひとつと出てくる。本人は仕事熱心で情熱的だが、自分の言動が部下を苦しめているとは全く思っていない。むしろ、もっとやってあげなければとか、自分が社長に嫌われてもやらねばといった使命感を燃やしている。

 

僕が社長をやめればどうなのだろうと不安になる。セクハラを受けた社員は誰にも相談できずはけ口がなくなり退職するか反抗するか?創業者がいなくなると途端に業績が低迷する企業がほとんど。社長の仕事は、誰もが 明るく、楽しく、元気よく 働いていただけようにすることだがこれが難しく謝り続けている。

 

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