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地方は過疎が進んでいる

 

お盆になると都会で働いている人が一斉に帰宅するのは昔の話になりつつある。今では、介護が必要になった親を都会に呼んで暮らしたり、介護施設に入れたりして田舎の実家は空き家になっている。

 

和歌山県の田舎でもこうした事態で、お盆だからとやってくる家族連れは温泉や海水浴の方ばかり。実家で過ごすよりも家族で温泉につかったり海水浴を楽しんだりして過ごしている。

 

数年前までは、都会で働く子供たちが孫を連れて実家にやってきて孫と一緒に遊ぶ姿がどこでも観られた。その子供たちもすでに50代を過ぎて孫も働くようになり、年老いた親も一人暮らしのことが多くなった。

 

町内で集まっても、子供なんて大きくなったら実家には、この数年帰ってこない、どこにいるやら連絡もないとボヤいている。遠くの家族より、近くの他人の方が頼りがいがある。もちろん、お墓参りなどは遠い昔になりつつある。

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