儲からないのに夢中になってやり続ける矛盾
プロジェクトの企画が認められると、それ行けとばかりに業務に邁進する。1年が経ち、2年が経ち、3年企画通りに売り上げが作れず赤字になって累積されていく。しかし、一度通った企画は継続してやり続けてしまう。そうした会社は多くある。
店舗の拡大にまい進して倒産していった会社。企業経営者は、今の店舗数では売上は限られている。店舗数を増やせば売上は倍増する。借入金を増やして店舗拡大にまい進するが、ひとつひとつの店舗を確実に儲けるようにしてから拡大しているのではない。
ただ、目標店舗数だけが一人歩きして物件を探し出して、業者に建築を依頼する。店舗数だけが増えるが、そこで働く従業員の訓練が行き届かず、お客様が来ても不満を募らせるだけになってしまう。口コミは最悪になり、お客様も来なくなり赤字店舗になる。
しかし、業務推進の責任者はプロジェクトの店舗数だけしか見ていない。こうして会社を傾けてしまうような事態に陥って初めて社長に伝わる。会社が傾くような赤字に驚くが、プロジェクトの責任者は頑張って働いてきたという。彼に儲かる儲からないの判断はない。
企業で働く末端までの人に利益の感覚がなければ企業は衰退する。社会人が言われたことだけやっていればいいという考えでいると自分も会社も衰退していく。そうして倒産していった会社の赤字は社長個人が責任を負う。社員はさっさと転職しておさらばすればよい。


