収入を得るために仕事をする
働く動機は、ほとんどの方は収入を得るためであり、できるかぎり高収入が望ましいと思って仕事を探す。就職希望の方は休みが多くて、仕事は簡単で、高収入を求めるし、募集する方は、スキルの高い、ヤル気のある元気な方を求める。こうした労働条件は、需給によって決まる。仕事がしたい方が増えれば条件は厳しくなり、働きたい人が少なくなれば条件は緩和されていく。
せっかく就職しても、チョッとしたことで嫌になり転職していく人は後を絶たないが、高収入を得るには職場で仕事ができる奴だと皆が納得するように働く必要がある。上司や同僚の信頼を勝ち得なければ、休みをくれ!はサボってばかりに映るし、勤務時間を過ぎればさっさと帰る行為は付き合い方を知らない奴だと思われ、職場にいられなくなっていく。
上司や同僚から信頼されるには、お客様から信頼されるように働かなくてはならず、そのためには、ライバルよりも積極的に動く必要がある。誰よりも調べ物をしたり、勉強したり、研究したり、仕事をしたりと、人よりも一歩先に出る必要がある。こうして、お客様から感謝され、上司や同僚から感謝されて初めて収入はアップする。
感謝の連鎖を産み出せるようになると仕事に自信もつき、誇りすら感じるようになる。雇用や労働条件ばかり気にして愚痴っている人を見かけるが、それでは仕事はいつまでたっても面白くない。他人のあら捜しをしても状況は良くならない。受験勉強と同じで、ライバルよりも仕事ができる人になろうと、がむしゃらに努力してみる時期が必要。就職できたなら、そこで感謝される人になることだ。