このサイトはJavaScriptがオンになっていないと正常に表示されません

働き方が変わる

首都圏に起こった震度5程度の地震で、水道管は破裂して水道が出なくなり、電車がストップして通勤ができなくなった。高速道路は封鎖された。津波の心配はなかったが火災が発生した。エレベータは5万基以上がストップした。台風では電柱が倒れて電気が使えなくなった。

 

災害大国日本ではこうした災害時にはインフラが大きくダメージを受ける。そのため、通勤の長い行列ができてしまう。帰宅困難者も出てくるしタクシー待ちの長い行列もできる。毎度のことながら何の対策も打たないのは不思議。「喉元過ぎれば熱さを忘れる」を繰り返している。

 

これまでの常識を変えてみてはどうだろうか?勉強するのに学校に行く、仕事をするのに職場に行く、買い物するのにお店に行く、診察してもらうのに病院に行く、こうした行動がなくなれば災害時でもあまり困ることはない。帰宅困難になることもない。そんな時代にするためにITが活用されているように思う。

 

自宅にいて子供は勉強し、好きな学科をドンドン伸ばすことができ、仕事をする人は能力次第で新しい仕事をドンドンこなして収入を上げる。お買い物はネットで済まし、診察はパソコンを通じて行う。処方箋は宅配されてくる。緑に囲まれた広々した田舎で家庭菜園を楽しみながら暮らすことができるスマート社会。

 

田舎から都会へと産業革命以来人の流れがあったが、デジタル革命で都会から田舎へと人の流れが変わるように思う。最新流行の学問、ファッション、仕事、治療などは都会に行かなければできなかったが、これからは田舎にいてもできる時代になりつつある。狭くてごみごみした都会に住まなければならないという時代は終わりを迎えつつある。

« »